Core2 v1.1

SKU:K010-V11

説明

Core2 v1.1 は M5Stack 開発キットシリーズ第 2 世代ホストの改良版で、初代ホストの機能をさらに強化し、電源管理チップを AXP2101+INA3221 構成へ更新しました。ハードウェア機能がより充実し、RTC バッテリーが追加され、低消費電力アプリケーションや高精度な時刻管理のニーズに対応します。コア MCU には ESP32-D0WDQ6-V3 を採用し、独立して制御可能な Xtensa® 32-bit LX6 プロセッサを 2 基搭載、最大 240MHz で動作します。Wi-Fi 機能をサポートし、16MB Flash と 8MB PSRAM を搭載、TYPE-C インターフェースでのプログラム書き込みに対応しています。高性能な構成により複雑なアプリケーションのリソース要求にも適応します。前面には 2.0 インチ一体型静電容量式タッチスクリーンを搭載し、よりスムーズなヒューマンマシンインターフェースを提供します。

本体には振動モーターを内蔵し、触覚フィードバックや振動通知を可能にします。RTC モジュールと専用 RTC バッテリーにより、高精度な時刻管理が可能です。電源管理には AXP2101 チップを採用しており、消費電力を効果的に制御します。青色の電源インジケータを搭載。TF カード (microSD) スロットおよびスピーカーも内蔵し、音質向上のため I2S デジタルオーディオインターフェース採用のアンプチップを搭載しており、信号の歪みを防ぎます。側面と底部には独立した電源ボタンとリセット (RST) ボタンを備え、前面の 3 つの丸い点はタッチスクリーンの一部で、プログラムによりタップエリアを仮想ボタンに設定できます。背面の拡張基板には 6 軸 IMU センサーとマイクを搭載しています。

クイックスタート

UIFlow

UIFlow

本チュートリアルでは UIFlow グラフィカルプログラミングプラットフォームを使用して Core2 v1.1 デバイスを制御する方法を紹介します。

UiFlow2

UiFlow2

本チュートリアルでは UiFlow2 グラフィカルプログラミングプラットフォームを使用して Core2 v1.1 デバイスを制御する方法を紹介します。

Arduino IDE

Arduino IDE

本チュートリアルでは Arduino IDE を使用して Core2 v1.1 デバイスを制御する方法を紹介します。

注意事項

• Core2 V1.1 を M5 モジュールと積層する場合、Core2 V1.1 のバッテリーベースを取り外す必要があります。ベースの I2S マイク、IMU、およびバッテリー機能を維持したまま他のモジュールを積層したい場合は、M5GO Bottom2 の使用を推奨します。Core2 V1.1 の PCB 基板には CH910F チップインターフェースとリチウムバッテリーインターフェースが用意されています。

• Core2 V1.1 内蔵の振動モーターは、M5 Base シリーズベースと物理的干渉があるため、デバイスの損傷を防ぐため Core2 V1.1 と M5 Base シリーズ機能ベースの積層使用は避けてください。

• 一部の画面端にタッチ非線形の問題が発生する場合があります。M5Tool を使用してスクリーンファームウェアをアップデートすることで解決可能です。

特徴

• ESP32 搭載、Wi-Fi 対応
• 16MB Flash、8MB PSRAM
• 内蔵スピーカー、電源インジケーター、振動モーター、RTC、I2S アンプ、静電容量式タッチスクリーン、電源ボタン、リセットボタン
• TF カードスロット (最大 16GB 対応)
• 内蔵リチウムバッテリー、電源管理チップ搭載
• 独立ボードに 6 軸 IMU、PDM マイク内蔵
• M5-Bus バスインターフェース
• 開発プラットフォーム
  • UiFlow1
  • UiFlow2
  • Arduino IDE
  • ESP-IDF
  • PlatformIO

含まれるもの

• 1 x Core2 V1.1
• 1 x USB Type-C 接続ケーブル (20cm)
• 1 x 六角レンチ

アプリケーション

• IoT コントローラー
• STEM 教育
• DIY プロジェクト
• スマートホームデバイス

仕様

操作説明

電源オン / オフ

• 電源オン：左側電源ボタンを短押し
• 電源オフ：左側電源ボタンを 4 秒長押し
• リセット： 底面の RST ボタンを短押し

回路図

• Core2 v1.1 回路図 PDF

1/5

ピンマップ

LCD & TF card(LCD :320x240 TF card Maximum size 16GB)

TF Card

CAP.TOUCH (I2C Addr: 0x38)

Mic & NS4168(Speaker)

AXP Power Indicator Light

RTC

IMU(3-axis gyroscope & 3-axis accelerometer)

USB to serial chip

Internal I2C connection

HY2.0-4P

M5-Bus

Core2 v1.1 BUS（M5Stack との比較）

製品サイズ

データシート

• ESP32
• FT6336U
• NS4168
• MPU6886
• ILI9342C
• SPM1423
• BM8563
• SY7088
• AXP2101
• 1027DC Motor
• INA3221

ソフトウェア

Arduino

• Core2 v1.1 Arduino クイックスタート
• Core2 v1.1 Arduino ドライバライブラリ
• Core2 v1.1 Arduino M5GFX ドライバライブラリ
• Core2 v1.1 Arduino M5Unified ドライバライブラリ

UiFlow1

• Core2 v1.1 UiFlow1 クイックスタート

UiFlow2

• Core2 v1.1 UiFlow2 クイックスタート

PlatformIO

[env:m5stack-core2]
platform = espressif32@6.7.0
board = m5stack-core-esp32
framework = arduino
upload_speed = 1500000
monitor_speed = 115200
build_flags =
    -DBOARD_HAS_PSRAM
    -mfix-esp32-psram-cache-issue
    -DCORE_DEBUG_LEVEL=5
lib_deps =
    M5Unified=https://github.com/m5stack/M5Unified

Easyloader

USB ドライバ

下記リンクからお使いの OS に対応するドライバをダウンロードしてください。現在 2 種類のドライバチップバージョンが存在します。CP34X（CH9102バージョン対応）ドライバパッケージを解凍後、OS のビット数に対応するインストーラーを実行してください。（使用している USB チップが不明な場合、両方のドライバをインストールしてください）CH9102_VCP_SER_MacOS v1.7ではインストール中にエラーが表示される場合がありますが、インストールは完了しているため無視してください。使用中にプログラム書き込みができない（タイムアウトや Failed to write to target RAM などのエラーが表示される）場合は、デバイスドライバの再インストールをお試しください。

動画

この例では、スピーカー、Wi-Fi、ボタン、加速度計、TF カード (microSD)、ディスプレイなどの動作テストを行います。

製品比較

XP2101（Core2 v1.1）と AXP192（Core2）のパラメータ比較

Core2 と Core2 v1.1 の違い

• 電源管理構成を Core2 (AXP192) から Core2 v1.1 (AXP2101+INA3221) に更新。AXP192 と AXP2101 の ID が異なるため、プログラムはこれを基にバージョンを判別します。
• 電源インジケータが緑から青に変更されました。
• RTC チップ用電源バッテリーを追加し、電源が切れても正確な時刻計測が可能です。

更新履歴