ATOM Display Lite

SKU:K115-B

解説

ATOM Display Liteは、オールインワンのディスプレイドライバキットです。FPGAを使用して、従来のSPI TFT-LCDのデータ出力をシミュレートします。このキットは、最大解像度1280×720ピクセル(720P)の画像をサポートしています。LT8618SX RGB to HDMIチップを内蔵し、広範囲のHDMI信号出力に対応。2.4G Wi-Fiを内蔵し、4Mフラッシュ+520KB SRAMを搭載。従来のディスプレイ駆動ソリューションに代わる、小型でパワフルな製品です。

注:ATOMディスプレイライトは、アダプティブ・レゾリューション・スケーリング機能付きのモニターと組み合わせて使用する必要があります。

比較

製品情報 MCU フラッシュ RAM IO PINS
ATOMディスプレイLite ATOM Lite (ESP32-PICO-D4) 4MB 520KB SRAM G22,G19,G23,G33,G26,G32,G25,G21
ATOMディスプレイ用PSRAM ATOM PSRAM(ESP32-PICO-V3-02) 8MB 520KB SRAM + 2MB PSRAM G22,G19,G5,G33,G26,G32,G25,G21

製品の特徴

  • FPGAとドライバライブラリの全コードをオープンソース化
  • FPGA (Gowin GW1NR-9C) を使用して、従来の SPI TFT-LCD データ出力をシミュレートしています。
  • LT8618SX RGB to HDMIチップ内蔵 (色深度24bit対応)
  • SPIインタフェース(FPGA)+I2Cインタフェース(LT8618SX)
  • 最大720P(1280x720)の画像出力が可能
  • 複数の出力モード、最大12~16FPSの最適化されたフレームレート
  • ATOM Liteメインコントローラ内蔵(ESP32-PICO-D4、4MBフラッシュ+520KB SRAM)
  • プログラマブルRGB LED x1、リセットボタンx1、ボタンx1、Grove拡張ポートx1
  • 開発プラットフォーム Arduino (UIFlowのサポートは近日公開)

含まれるもの

  • 1x ATOM Lite
  • 1x ATOM ディスプレイ

アプリケーション

  • ディスプレイ入力信号源
  • HDデータボード

仕様

仕様 パラメータ
ESP32-PICO-D4 240MHzデュアルコア、600DMIPS、520KB SRAM、Wi-Fi搭載。
FPGA ゴーウィン社製 GW1NR-9C
LT8618SX RGB→HDMIチップ、色深度24bit対応
最大画像出力 720P(1280x720)
出力フレームレート 1280x720 60Hz
製品重量 21g
梱包重量 34g
製品寸法 64 x 24 x 29mm
梱包サイズ 76 x 46 x 29mm

ピンマッピング

  • ボタンとRGB LED
ATOM G39 G27
BUTTON SIGNAL /
RGB LED / SK_DIN
  • LT8618SX
ATOM G25 G21 5V GND
LT8618SX LT_CSDA LT_CSCL VIN GND

回路図

構造

関連リンク

Example

Arduino

Click here to the M5Atom & Arduino tutorial
M5GFXライブラリのサンプルを使用する前に、現在使用しているデバイスに合わせてヘッダーファイルを変更する必要があります。#include <M5AtomDisplay.h> を導入し、以下の例のように M5AtomDisplay display; を作成します。

#include <Arduino.h>
#include <vector>

#include <M5AtomDisplay.h>
M5AtomDisplay display;

void setup(void)
{
  display.begin();
}

void loop(void)
{
  display.fillScreen(RED);
  delay(1000);
  display.fillScreen(GREEN);
  delay(1000);
  display.fillScreen(BLUE);
  delay(1000);
}