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Atom Echo

SKU:C008-C

説明

Atom Echo は ATOM 設計に基づいたプログラマブルスマートスピーカーで、非常に小型で 24 x 24 x 17mm のサイズです。ESP32 搭載の無線機能を利用してスマートフォンやタブレットなどに接続すれば音楽を再生でき、Wi-Fi 経由で指定のストリーミング音楽を再生することも可能です。音声機能を便利に使えるよう、Atom Echo内部には STT(音声をテキストに変換)サービスを統合しており、指定ファームウェアを書き込むことでこの機能を有効にし、音声による指令で多様な操作を行えます。また、AWS や GOOGLE などのクラウドプラットフォームに接続するコードを自作し、内蔵マイクとスピーカーを用いた音声インタラクションを実現できます。これにより、Atom Echoは音声制御、スマート会話、IoT などの AI 機能を備えることができます。本製品には RGB LED(SK6812)が内蔵され、接続状態を直観的に表示します。スマートスピーカーとして使えるだけでなく、ATOM シリーズの制御機能も保持しており、GROVE インターフェースを通じて外部機器と接続可能です。背面には M2 ネジ穴があり、固定設置が簡単です。

クイックスタート

本チュートリアルでは、Atom Echo を Home Assistant に接続する方法を紹介します。
本チュートリアルでは、Arduino IDE を使用して Atom Echo デバイスをプログラム制御する方法を紹介します。
本チュートリアルでは、他の M5 デバイスが UIFlow を通して Atom Echo STT の認識結果を取得する方法を紹介します。

注意事項

ピン使用に関する注意事項

G19/G22/G23/G33 はすでに定義されており、これらのピンを再利用しないでください。そうしないと Atom Echo が破損します。

再生に関する注意事項

Atom Echo を人為的に破損させないために、使用時は以下の操作を避けてください。
- I2S チャンネルで DC 信号を出力する
- 長時間ホワイトノイズを再生する
- 全振幅方波オーディオを再生しないでください。

特徴

  • 軽量・コンパクト
  • STT サービス対応
  • ESP32 ベース、A2DP・BLE 4.0 対応
  • Wi-Fi プロトコル IEEE 802.11b/g/n
  • 内蔵マイクとスピーカー
  • RGB LED 状態表示
  • GROVE 拡張インターフェース
  • 録音と音声再生
  • 独立プログラム可能なボタン
  • 開発プラットフォーム:Arduino、ESP-IDF/ADF

含まれるもの

  • 1 x Atom Echo

アプリケーション

  • ワイヤレススピーカー
  • 音声制御
  • IoT

仕様

仕様 パラメータ
SoC ESP32-PICO-D4,240MHz,Dual Core,Wi-Fi
Flash 4MB
Interface 1 x IR-TX,1 x Button,1 x Reset Button
PinOut G21/G25/5V/GND, 3V3/G22/G19/G23/G33
RGB LED SK6812
SPEAKER 0.8W/NS4168 I2S
MIC SPM1423 PDM
ケース素材 Plastic ( PC )
製品重量 5g
梱包重量 10g
製品サイズ 24 x 24 x 17mm
梱包サイズ 85 x 65 x 17mm

回路図

ピンマップ

SPK & MIC

Atom Echo G22 G19 G33 G23
NS4168 AMP DATA AMP BCLK AMP LRCK
SPM1423 MIC CLK MIC DATA

HMI

Atom Echo G27 G39
RGB LED Data
Button Input

HY2.0‑4P

HY2.0‑4P Black Red Yellow White
PORT.CUSTOM GND 5V G26 G32

製品サイズ

データシート

ソフトウェア

Arduino

ESP-IDF

USB ドライバ

ドライバインストール

デバイスを PC に接続し、デバイスマネージャーを開いてFTDIドライバをインストールしてください。Windows10 環境を例に、OS に対応するドライバファイルをダウンロード、解凍し、デバイスマネージャーからインストールします。(注意:一部の環境ではドライバを 2 回インストールする必要があります。認識されないデバイス名は通常M5StackまたはUSB Serialです。Windows ではデバイスマネージャーのカスタム更新を推奨します。実行ファイル形式でのインストールは正常に動作しない場合があります)こちらをクリックしてFTDIドライバをダウンロード

MacOS ユーザー注意事項
MacOS ユーザーはインストール前に システム環境設定 - >セキュリティとプライバシー - >一般 - >以下の場所からダウンロードしたAppの実行を許可 - > App Storeと認定済み開発元を選択してください。

Easyloader

ワイヤレススピーカー | A2DP プロトコルを採用して音声データを転送します(通話機能は未対応)。通電後は赤色 LED が点灯し、無線デバイスとの接続が確立されると LED が緑色になり、この状態で Atom Echo から音声を出力できます。接続が切断されると LED は赤色に戻ります。このファームウェアは ESP-IDF プラットフォームでコンパイルされ、一般ユーザーは EasyLoader を使って直接書き込みが可能です。上級ユーザーが他の機能を開発したい場合は、Espressif 公式ドキュメントを参考に ESP-IDF 環境を構築してください。工場出荷ファームウェアのソースコードと BIN ファイルは以下にあり、BIN ファイルの書き込みアドレスは 0x0000 です。

Easyloader ダウンロードリンク 備考
Atom Echo RecordPlay Example Easyloader download /
Atom Echo BT Speaker Firmware Easyloader download /

動画

M5Stack Atom Echo を家庭用音声アシスタントとして設定するチュートリアル