Visual Studio Code(以降VSCode)とその拡張機能のPlatform IOを用いて、M5Unifiedを用いたプログラムをビルドする手順をまとめます。 手順に従って進めばOKです。
本ドキュメント記述時のバージョンは下記の通りです。
既に「環境構築」が行われ、2度目以降のプロジェクト作成を行う場合は「プロジェクト作成〜ビルド」からはじめてください。
VSCode ダウンロードページ で、OSを指定してVSCodeのインストーラをダウンロードしましょう。
VSCodeを起動したら、組み込み開発向けのコンパイル環境を構築する為の拡張機能である Platform IO をインストールします。
④が終わるとインストールが始まります。インストールが完了するまでは数分かかります。
下記画像のようにインストールが終了後に画面のリロード要求が表示されるので、「Reload Now」をクリックして下さい。
VSCode及びPlatform IOをインストールしたら、プロジェクト作成を行います。
プロジェクトウィザードが表示されたら、各項目を入力します。
Name : プロジェクト名を入力します。
Board : プログラムを書き込むボードを選択します。(例:M5Stack Core2、 M5Stack AtomS3など)
Framework : Arduinoを選択します。
入力したら「Finish」をクリックします。
今回紹介する目的であるM5Stack用ライブラリ「M5Unified」をプロジェクトに追加します。
無事インストールが終わるとこのように「Congrats」ダイアログが表示され、プロジェクトに対してライブラリが追加されます。
注意: ArduinoIDEのようにライブラリはすべてのプロジェクトに反映されません。プロジェクト毎にライブラリを追加・設定しましょう。
サンプルプログラムをビルドし、M5Stackに書き込みます。
※画面がついていないM5Stackを使う場合、
「3. ライブラリをプロジェクトに追加する」の要領で、「FastLED」ライブラリをプロジェクトに追加してください。
その後、ビルドを行う場合は①を、ビルド+M5Stackへのプログラム書き込みを行う場合は②をクリックしましょう。
成功したら③のようにターミナル上に「Success」が表示されます。
書き込みにエラーが出ている場合、PlatformIOでのプログラム書き込み先が誤っている場合があります。
上記赤枠の「Auto」あるいは指定されている書き込み先をクリックすると、書き込み先選択を行うことができます。
その後、書き込みM5Stackの接続先をクリックし、再度書き込みを行ってみてください。
Visual Studio Codeを用いたM5Unifiedの導入方法は以上です。
問題が起こりましたら、ぜひ手順を添えてIssuesに報告をお願いします。
お疲れ様でした!
以前作ったプロジェクトを開きたい場合は、VSCodeを開いた後に下記の手順で行います。