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PaperS3

SKU:C139

説明

PaperS3は、ESP32-S3マイクロコントローラを搭載したタッチ可能な低消費電力の電子インクディスプレイコントローラデバイスです。前面には、960×540解像度の4.7インチ(タッチとスクリーンが統合)の電子インクディスプレイが埋め込まれており、16階調のグレースケールをサポートしています。これは、GT911静電容量式タッチパネルと組み合わされており、2点タッチやさまざまなジェスチャー操作に対応しています。PaperS3は、これまでの製品と比較してフルスクリーン構造を採用しています。標準的なLCDスクリーンとは異なり、電子インクディスプレイは、低消費電力、停電時の画像保持、その他の機能を提供しながら、ユーザーにより快適なテキスト読書体験を提供します。

ジャイロスコープセンサー、内蔵ブザー、物理ボタンを統合し、持ち上げての起動などの操作や電源のオン/オフ操作が可能です。データストレージに関しては、PaperS3はMicroSDインターフェースとESP32-S3R8チップを搭載しており、8MBPSRAMが含まれています。さらに、このデバイスには外部16MBフラッシュメモリチップが搭載されており、ストレージの拡張が可能で、より大容量のストレージと高速なデータアクセス速度を実現します。このデバイスには、充電機能付きの内蔵1800mAhリチウムバッテリーが搭載されています。内蔵RTC(BM8563)と組み合わせることで、スリープとウェイクアップ機能が可能になり、バッテリー寿命が長持ちします。さらに、本デバイスにはバッテリー検出回路が搭載されており、バッテリーの状態をリアルタイムで監視し、健全なバッテリー管理を実現します。

デバイスの背面にはオープンHC1.25-4P周辺機器インターフェースが搭載されており、各種センサーデバイスの拡張が可能となり、今後のアプリケーション開発に無限の可能性を提供します。また、OTG機能にも対応しており、外部デバイスとの接続やデータ交換の可能性が広がります。PaperS3は、従来製品と比較して、より優れたワイヤレス性能と信号安定性を実現するためにアンテナを最適化しています。また、持ち運びや壁掛けが容易なフックを搭載し、利便性と実用性を向上させています。さらに、従来製品よりも軽量かつ薄型化を実現しています。また、マグネット機能**を搭載しており、金属面にデバイスを取り付けることができるため、使いやすさと柔軟性がさらに向上しています。

PaperS3は、IoTモニタリング、スマートホーム、環境モニタリング、ヘルスモニタリング、電子タグ、データロギングなど、幅広い低消費電力の表示およびインタラクションアプリケーションに適しています。

注意事項

重要事項:
PaperS 3ソフトウェアのQC3.0/2.0プロトコルとのタイミングの問題により、PDが高電圧を発生させ、デバイスが損傷する恐れがあります。現時点では、QC3.0/2.0充電器を使用してPaperS 3を充電することは避けてください。現在、ソフトウェアの問題に対処中です。ご不便をおかけし誠に申し訳ございません。

チュートリアル

このチュートリアルでは、Arduino IDE を使用して PaperS3 デバイスをプログラムし制御する方法を説明します。

機能

  • ESP32-S3R8 メインコントローラ
  • ジャイロスコープ、ブザー、物理ボタン内蔵
  • 8MB PSRAM、16MB 外部フラッシュ
  • 540×960 解像度の4.7インチタッチ対応電子インクスクリーン
  • 背面マグネット
  • 1800mAh リチウムバッテリー
  • スリープ/ウェイクアップ用RTCチップ
  • 低消費電力
  • 開発プラットフォーム:
    • UIFlow 2.0
    • Arduino IDE
    • ESP-IDF
    • Platform.IO

含まれるもの

  • PaperS3 x 1

アプリケーション

  • IoT モニタリング
  • スマートホームコントロールパネル
  • 電子ラベル
  • 教育および学習ツール

仕様

仕様 詳細
SoC ESP32S3R8、Xtensa® 32ビット LX7 デュアルコアプロセッサ、240MHz、2.4GHz Wi-Fi
PSRAM 8MB PSRAM
フラッシュメモリ 16MB 外部フラッシュメモリ
ストレージ MicroSDカード拡張をサポート
ディスプレイ画面 4.7インチ タッチ E Ink スクリーン (EPD_ED047TC1)
解像度: 960x540ピクセル
16階調グレースケール表示
タッチ機能 2点タッチおよび各種ジェスチャー操作に対応(GT911静電容量式タッチパネル)
センサー類 内蔵ジャイロスコープセンサーBMI270 @ 通信アドレス : 0x68
USB機能 OTG/CDC/MSC/ファームウェア更新
電源入力 5V@500mA
ペリフェラル インターフェース HC1.25-4P (GND+3v3+2xGPIO) センサーやデバイス拡張用
バッテリー 3.7V@1800mAh @ 充電チップ: LGS4056H
バッテリーコネクタ SMT-HDR 1.25-2P
充電電流 5V@176mA
電源管理 PMS150G(電源オン/オフおよびプログラムダウンロード制御
内蔵BM8563 RTCチップ@通信アドレス: 0x51
ボタン 1x 物理ボタン(デバイス制御、電源オン/オフ、リセット、ダウンロードモード用)
ブザー オンボードパッシブブザー
Wi-Fi 通信範囲111メートル(開けた場所で、アンテナを地面に対して垂直に90°に配置した場合)
消費電力 低電力モード: DC 4.2V / 9.28µA(主電源オフ、ジャイロスコープ低電力モード) スタンバイモード: DC 4.2V / 949.58µA(主電源オフ、ジャイロスコープオン) 動作モード: DC 4.2V / 154.02mA(主電源オン)
動作温度 0~40°C
製品寸法 121.5×67.7×7.7mm
梱包サイズ 133×76×19mm
製品重量 89.3g
梱包重量 112.9g

学習

電源オン/オフ
電源を入れるにはサイドボタンを1回クリックし、電源を切るにはサイドボタンを2回クリックします。
ダウンロードモード
USB経由でデバイスをコンピュータに接続します。M5PaperS3の電源ボタンを押し続けます。背面のステータスライトが赤色に点滅すると、デバイスがダウンロードモードに入ったことを示します。

認証

  • CE/FCC/MIC認証

回路図

schematics

ピン配置

  • EPD_ED047TC1
EPD_ED047TC1 ESP32-S3
DB0 GPIO6
DB1 GPIO14
DB2 GPIO7
DB3 GPIO12
DB4 GPIO9
DB5 GPIO11
DB6 GPIO8
DB7 GPIO10
XSTL GPIO13
XLE GPIO15
SPV GPIO17
CKV GPIO18
PWR GPIO45
  • GT911 & BM8563 & BMI270 & BAT_ADC & BUZZER
ESP32-S3 GPIO41 GPIO42 GPIO48 PMS150GU06-PA6/CIN- GPIO3 GPIO21
GT911 SDA SCL INT
BM8563 SDA SCL INT
Battery Detech ADC_VBAT
Buzzer BUZ_PWM
  • MicroSD
MicroSD CS SCK MOSI MISO
ESP32-S3 GPIO47 GPIO39 GPIO38 GPIO40
  • HC1.25-4P
HC1.25-4P Black Red Yellow White
Define GND 3V3 G1 G2

製品サイズ

module size

データシート

ソフトウェア

ペーパーS3開発に関する注意事項 1. PSRAMを有効にする
2. PSRAMを8進モードに設定する必要がある
3. EPDIYライブラリの最小バージョン2.0.0に依存しているのでインストールが必要。

Arduino

Platform.IO

  • Platform.IO 構成
[env:PaperS3]
platform = espressif32
board = esp32-s3-devkitm-1
framework = arduino
board_build.partitions = default_16MB
board_upload.flash_size = 16MB
board_upload.maximum_size = 16777216
board_build.arduino.memory_type = qio_opi
build_flags =
    -DBOARD_HAS_PSRAM
lib_deps =
    epdiy=https://github.com/vroland/epdiy.git
    m5stack/M5Unified

Easyloader

Easyloader Download 注意/Note
PaperS3 ファクトリーファームウェア ダウンロード /

動画

  • PaperS3 製品紹介

製品比較

製品比較 PaperS3 PaperS3 Paper ! Paper V1.1
チップソリューション ESP32-S3R8 ESP32-D0WDQ6-V3
E Ink スクリーン制御 ESP32S3R8 により直接駆動 IT8951
センサー BMI270,BM8563 BM8563
電源制御 電源オンにはシングルクリック、電源オフにはダブルクリックのサイドボタンを使用します。ダウンロードモード: ボタンを長押しすると、背面の右下隅で赤いライトが点滅し、ダウンロードモードに入ります。電源ボタン(2秒間長押し)は電源オンに使用します。 電源オフには、背面のリセットボタンまたはソフトウェアAPIを使用します。プログラムのダウンロード: ドライバをインストールし、ポートを認識します。
ストレージ フラッシュ:16M PSRAM:8M フラッシュ:16M PSRAM:8M
バッテリー 1800mAh 1150mAh
ダウンロード接続 ESP32S3に直接接続、自動ポート認識 CH9102シリアルチップ
アンテナ アップグレードされたアンテナでより安定した信号を実現 第一世代アンテナ
サイズ 121.5*67.7*7.7mm 118*66*10mm