ESPHome 2026.3.0 バージョンより、各種デバイス向け ESPHome プリコンパイルファームウェアを順次公開し、ESPHome ウェブツールからワンクリックで書き込み可能になりました。本資料では Atom EchoS3R 音声アシスタント向けファームウェアを例に手順を解説します。機種によりファームウェア名や選択画面は若干異なりますが、ネットワーク設定とデバイス追加の基本手順は共通です。
ファームウェアの書き込みを正常に行うために、事前に以下のものと環境をご準備ください:
WebSerial API 対応ブラウザ:Google Chrome または Microsoft Edge を推奨
Install をクリックして書き込みを開始します。
ファームウェアの自動ダウンロードと書き込み完了まで待機します。
本手順でデバイスに Wi‑Fi 情報を設定し、無線ネットワークへの接続を有効にします。
補足:本設定はポート接続による有線通信を標準仕様とする機器(PoE カメラなど)には適用されません。該当機器は LAN ケーブル接続後、DHCP により自動で IP アドレスを取得するため、「デバイス設定」項目へ進み、機器追加作業を続けてください。
当サイトの WebSerial ツール以外(Web ESPHome など)でファームウェアを書き込んだ場合、ネットワーク設定画面は自動表示されません。スマートフォンの Bluetooth を利用し、デバイスへ Wi‑Fi 情報を送信して設定を完了できます。
注意:事前にスマートフォンへ【Home Assistant 公式アプリ(Home Assistant Companion)】をインストールしてください。
設定 > デバイスとサービス


検出画面から設定対象のデバイスを選択し、追加をクリック。画面の指示に従い Wi‑Fi 情報を入力します。


<デバイス名>_<MACアドレス先頭6桁>
http://192.168.4.1 を手動で開いてください。
いずれかの方法でネットワーク設定を完了すると、デバイスは指定したネットワークへ自動接続されます。
設定 > デバイスとサービス へ進み、検出済み項目から対象デバイスを選択して追加します。(PC ブラウザ・スマホアプリ両対応)
補足:機種によっては音声アシスタントなど専用の初期設定が必要な場合があります。デバイスの画面指示または製品別ガイドを参照し、初期設定を行ってください。
工場出荷標準ファームウェアには、API 暗号化に関する設定が含まれません。デバイス認証を暗号化したい場合は、公式機器適合ガイドを参考に暗号化設定を手動追加し、ファームウェアを再コンパイル・書き込みしてください。