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Arduino入門

2. デバイス&サンプル

Unit Relay Arduino チュートリアル

1. 準備

    1. 環境設定: Arduino IDE のはじめにガイド を参考にして、IDE をインストールし、使用する開発ボードに対応するボードマネージャと必要なドライバライブラリをインストールしてください。
    1. 使用するライブラリ:
    1. 使用するハードウェア:

2. サンプルプログラム

サンプルの説明
Unit Relay は、NCNOCOM の3つのインターフェースを提供する機械式リレーです。これにより、AC 220V@3A / DC 30V@3A の回路を制御できます。使用する際は、IOピンをHIGH/LOWに設定することでスイッチを制御します。制御ピンがLOWの場合、NOとCOMは切断され、NCとCOMは接続されます。制御ピンがHIGHの場合、NOとCOMは接続され、NCとCOMは切断されます。
cpp
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#include <M5Unified.h>
#define RELAY_PIN 9
bool relay_no_status = false;
void setup()
{
M5.begin();
M5.Display.setFont(&fonts::FreeMonoBold12pt7b);
pinMode(RELAY_PIN, OUTPUT);
digitalWrite(RELAY_PIN, LOW);
M5.Display.setCursor(10, 40);
M5.Display.println("Relay NO & COM Open");
}
void loop(void)
{
M5.update();
auto t = M5.Touch.getDetail();
if (t.wasClicked() || M5.BtnA.wasClicked()) {
relay_no_status = !relay_no_status;
if (relay_no_status) {
M5.Display.clear();
M5.Display.setCursor(10, 40);
M5.Display.println("Relay NO & COM Closed");
digitalWrite(RELAY_PIN, HIGH);
} else {
M5.Display.clear();
M5.Display.setCursor(10, 40);
M5.Display.println("Relay NO & COM Open");
digitalWrite(RELAY_PIN, LOW);
}
}
}

3. コンパイルとアップロード

    1. ダウンロードモード:異なるデバイスではプログラム書き込み前にダウンロードモードに入る必要があります。この手順は使用するメインコントロールデバイスによって異なる場合があります。詳細については、Arduino IDE のはじめにガイド を参照し、デバイスごとのダウンロード手順をご確認ください。
  • CoreS3 の場合、リセットボタンを 2 秒ほど長押しして、内部の緑色の LED が点灯したらボタンを離します。これでデバイスはダウンロードモードに入り、プログラム書き込みの準備が整います。

    1. デバイスのポートを選択し、Arduino IDE の左上にあるコンパイル&アップロードボタンをクリックして、プログラムのコンパイルとアップロードを行います。

4. スイッチ制御

タッチスクリーンを使って、Unit Relay のスイッチを制御することができ、これにより負荷の電源供給を制御できます。

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