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Arduino入門

2. デバイス&サンプル

DinMeter Arduino サンプルプログラムのコンパイルと書き込み

1. 準備

    1. Arduino IDE のインストールArduino IDE インストールガイド を参照して IDE をインストールします。
    1. ボードマネージャーのインストール基本環境構築ガイド を参照し、M5Stack ボードマネージャーをインストールし、開発ボードとして M5DinMeter を選択します。

2. 操作手順

電源オン/オフ操作
オン: 「WAKE」ボタンを押すか、RTC タイマ IRQ 信号でウェイクアップできます。ウェイクアップ後、プログラムの初期化内で HOLD ピン(G46)を HIGH に設定して電源を維持する必要があります。そうしないと再びスリープ状態に入ります。 オフ: USB 外部電源がない状態で RST ボタンを押すか、プログラム実行中に HOLD(GPIO46)=0 を設定して電源を遮断します。
ダウンロードモード
ダウンロードモードに入るには、電源オン前に StampS3 の G0 ボタンを押し、通電後に離してください。
schematics

3. ポートの選択 & 設定

  • USB ケーブルでデバイスを PC に接続し、ドライバインストール後に Arduino IDE で対応するボードとポートを選択します。

4. プログラムのコンパイル & 書き込み

Hello World

  1. Arduino IDE で新しいスケッチを作成し、以下の Hello World サンプルコードを貼り付けます。
  2. コンパイルしてデバイスに書き込みます。ディスプレイとシリアルモニタに “Hello World!” が表示されます。
cpp
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
#include <M5Unified.h>

//––– 位置調整用の定数 –––
static const int16_t X_POS = 0;   // 横方向のピクセルオフセット
static const int16_t Y_POS = 60;  // 縦方向のピクセルオフセット

void setup() {
  auto cfg = M5.config();
  M5.begin(cfg);

  M5.Display.setTextSize(2);
  M5.Display.setCursor(X_POS, Y_POS);
  M5.Display.println("Hello World!");

  Serial.begin(115200);
  Serial.println("Hello World!!!");
}

void loop() {
  // 何もしない
}

アップロード完了後、以下のような表示が確認できます。

5.M5DinMeter サンプル

  • Arduino IDEでM5DinMeterライブラリのサンプルを開いて書き込む

6. 関連リソース

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